札幌練成会 厚別東教室からのお知らせ
新しい入試についてイメージはできていますか?(厚別東教室)
6月末に今年3月に実施された公立高校入試の平均点が発表されました。
北海道教育委員会のホームページにて詳細な情報が載っていますので、気になる方は こちら から確認してみてくだい。
今回は私が担当する社会科の入試について少し紹介したいと思います。
この記事を読んでいる保護者の方や、生徒さん
【社会科の問題】、と言われてどのようなものをイメージするでしょうか?
おそらくイメージされているものと【3回目となった新入試】では出題傾向が大きく異なっていると思います。
まずは例を紹介します。
問1 18世紀に「法の精神」を著し、三権分立を主張したフランスの思想家の名前を書きなさい。
問2 鎌倉時代に武士の慣習をもとに作られ、武士の裁判の基準となり、その後、武家政治の手本となった法を何といいますか、書きなさい。
それぞれ答えは問1 モンテスキュー、問2 御成敗式目です。
問1は令和3年度、問2は令和2年度に実際に出題されていますが、ともに入試制度変更前の問題です。
しかし、新入試となり上記のような出題形式は大幅に減りました。
語句を正答とする問題も空欄補充形式であり、計8点分しか出題されていません。
語句を書かせる問題は【語句+記号】【語句+語句】形式での完全解答が求められます。
また、記述問題が9問35点分出題されていることから、難度は高いものと想定できます。
では入試制度が変わり、社会科として求められるのはどのような力なのでしょうか?
社会科で高得点を取るためには、【語句知識の暗記】はもちろん、【資料を読み取る力】、【教科書内容の細かい部分の把握】が大切です。
もはや社会科は暗記科目ではありません、そう断言できます。
知識を増やすことだけではなく、様々な問題を解き慣れる必要があります。
そのためには多くの模試を経験することが重要です。
今中1や中2のみなさんであれば、まずは今学校で習っている内容をしっかりと覚えましょう。
実際の入試でも中1内容、中2内容が多く出題されています。
中3のみなさん、受験生の自覚を持てていますか?
総合ABCと呼ばれる秋の学力テスト結果で志望校を決めていきます。
中1の内容、中2の内容に加え、中3内容も並行して覚えていく必要があります。
この夏休みの使い方を大切にしてくださいね。
【社会科で点数を取ることは大きな武器になる】
平均点が低いからこそ、社会科で点数を取れるように頑張りましょう!!!
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