こんにちは、室長の八巻です。
今回は「偏差値」という言葉を説明します。

※特に中3の皆さんはこれから多くのテストを行い、志望校選択の材料になるので「偏差値」の重要性をしっかりと理解しておきましょう。

★　「前回のテストより点数が下がった。でも偏差値が上がった」、のはなんで？　★

前期テストが70点、後期テストは65点だったとしましょう。
点数だけで判断すると、成績が下がったように見えますね。

ただし、前期テストの平均点が70点で、後期テストの平均点が50点であった場合、偏差値に換算すると、点数が下がったにもかかわらず、偏差値が上がったという結果になります。

偏差値とは、テストを受けた集団の中で自分がどれくらいの位置にいるかを表す数値で、平均点が偏差値50となります。平均点以上の得点なら50以上、平均点以下なら50以下と表されるものです。

上記の例だと点数は下がったものの平均点と比べた際に、
前期テストの得点が平均点と同じ　⇒　偏差値50
後期テストの得点が平均点より高い　⇒　偏差値50以上

よって、前期テストの方が良い結果だったと言えます。
つまり、得点だけでは本当にそのテストで「よい結果」だったのかはわからない、ということですね。

偏差値が60を超えると札幌の上位高へチャレンジできる実力を持っていることがわかります。得意科目や苦手科目も自身の感覚だけではなく、偏差値を通して数値を見ることができるので、今後の勉強に活かしましょうね。

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北海道入試が変わった今、入試に向けた模試も変化しています。単純に点数だけでは計れないからこそ、この偏差値を踏まえて志望校選択などに役立ててください。

学校のテストなどでは偏差値自体が発表されないこともあります。その場合はまず平均点に対してどれくらいの点数を取れているのかを見ていくことが大切です。

練成会では教室内の掲示や進路指導の際に使うデータなどで志望校に向けた目標偏差値を示しています。
興味がある方はぜひ練成会へお越しください。
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