札幌練成会 稲積教室からのお知らせ
「やる気」の出ないときには…(稲積教室)
「やる気がでません!」
「うちの子、やる気無いんで…」
生徒からや、学習相談などでも保護者の方からたびたび耳にするワードです。
やるべきことへの「やる気」を盛り上げ、維持するのはどうすればいいでしょうか。
生徒たちの多くが勘違いをしている部分がひとつあると思います。
それは『やる気がなかったら勉強はできないもの』と思い込んでいること。
まわりの大人でもそう考えている人はいるのではないでしょうか。
もちろん、やる気に満ち溢れた中で勉強をする方が効果は上がるでしょう、
しかし、やる気がなければ勉強する意味がないこととは違います。
・もし、どうしてもやる気が出ないなら、やる気が出ないなら、「出ない状態でもいいので、少しずつ」はじめよう。
・「自分」が勉強をしないのを「やる気」のせいにしないようにしよう。
・やる気はその後からついてくるもの。
生徒にはその部分をやさしく伝えるようにしています。
少しずつやりはじめ、解ける問題が少しずつ増えてきたりする中で、やり遂げたことに対して自信がつき、少しずつ『取り組む愉しみ』が増えていくものだと思います。
初めて練成会の入塾説明会に来たとき、お母さんに無理やり引っ張られ、ムスっと不貞腐れていた子が、今では「塾、楽しい!!」と言って通い続け、1年間で120点以上成績を伸ばす。そんな生徒もいます。懇談の中で「うちの子、見ての通りやる気が無いんですけど大丈夫ですか先生」と聞かれるたび、「今、やる気が無くても大丈夫ですよ」「やりはじめれば、やる気はあとからついてくるものですよ」とお話ししたのを思い出します。
まずは、やり始める。
そのきっかけの場のひとつに練成会がなれればと考えています。