みなさんは、「2030年」と聞いて何を想像しますか？

調べると、「札幌が、2030年冬季五輪・パラリンピックの招致を断念」「2030年に予定されていた北海道新幹線の札幌延伸、開業困難に」「人口の1/3が高齢者となり社会保障費の増大が危ぶまれる、2030年問題」など、あまり明るくないニュースばかり出てきますが、とても明るいニュースもあります。

今年の中学1年生が挑む大学入試が、2030年なのです。

みなさんには、中高6年間で本当にやりたいことを見つけて大学へ行ってもらいたいと思っています。まだ将来のことを考えるのは難しいのかもしれませんが、この冬休みに将来自分が何をやりたいのか考えてみてはどうでしょうか。保護者の方をはじめ、祖父母や親戚の方々など、大人と話す機会が増えると思います。いろいろな人と話していろいろな情報をもらってみてください。

中学校生活も高校生活も大学生活も、学生生活は永遠ではありません。必ず卒業がきます。学生生活を卒業するときにどんな自分になっていたいですか？　吉田松陰は『夢なき者に、成功はなし』と言いました。夢がないと理想がうまれない、理想がないと計画がうまれない、計画がないと実行できない、実行できないと成功しない、というのが理由です。夢を見つけるためには、自分の好きなことや得意なことなど「自分について考えること」と、親や兄弟姉妹をはじめ、社会や世界など「自分以外について考えること」、この2つが必要不可欠です。このように、自分の「内」と「外」について考えてみてください。夢（＝将来、自分が何をやりたいか）を見つけることは、勉強するモチベーションにもつながります。

最後にお知らせです。
冬期特別招待講習を受け付けています。ふだん塾生が受講している映像配信授業のうち、一部の講座を無料で受講することができます。受講期間は2025年1月7日(火)までです。

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