東進中学NET 新札幌校からのお知らせ


ラストスパートとは?(東進中学NET 新札幌校)

12月は「師走」ともいいます。
文字通り、師匠(僧侶)がお経をあげるために東へ西へ走り回る、そのくらい忙しい時期です。
中学NET塾生にとっては、2月末までの講座修了に向けた、ラストスパートの時期ですね。
そして中学受験を目前に控えた小6生、公立中の中3生のみなさんにとっても、入試に向けてラストスパートをかける時期です。

さて、そもそもラストスパートとはどういう意味でしょうか?
ラストスパートは、「今までの遅れを取り戻す」「帳尻を合わせる」という意味でも使われますが、これはあまりよい結果につながらないことが多いです。
実際に取りかかってみたら思ったより時間がかかってしまい、結局終わらせることができず、もっと早くからやっていればよかったと後悔する。そんな経験を誰もがしたことがあるはずです。
そのタスクの難易度がわからないまま期日ぎりぎりまで放置していたため、想定外のアクシデントに対応することも、挽回することも難しくなってしまうのです。

英語ではこれを”last spurt”ではなく、”recover”(取り戻す)といいます。
”recover”は早ければ早いほどしやすい。だから、最後の最後にすることではないのです。

“last spurt”(最後の奮起)というのは、目標達成のために文字通り「最後に残った力をすべて出し切る」という意味です。
またビジネスシーンでは”last spurt” と同じ意味で、”wrap up” という表現もよく使われます。
これまで刻んできたラップ(中間目標)をアップする、つまり「仕上げる・まとめ上げる」という意味です。
今まで積み上げてきたものがもう少しで達成できる、ゴールが見えてきたという段階で、最後の努力が必要ということです。

成果につながるラストスパートをするために、今のうちに遅れをリカバーしておく。
ラストスパートをかける下地が十分ではない人は、自分に負荷をかけてがんばる時期です。
師走をともに走り抜けましょう。

最後にお知らせです。
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