「平日は6 時間、休日でも8 時間くらいしかしなかった」
東大に合格した生徒にアンケートを取ると、こういった回答が多数見受けられる。

東進・林修先生の著書に、このようなエピソードが紹介されています。大学受験・中学受験にかかわらず、合格に必要なのは「今の学力と合格レベルとのギャップを埋める」ことです。何時間やれば勉強ができるようになるか？これは自分の実力と目指すゴールのギャップによるとしか言いようがありませんが、かつてそのギャップをクリアして合格した高校部の先輩たちは、もれなく圧倒的な勉強量をこなしていました。

成績が上がらないのは、ゴールに対して勉強量が足りていないからに過ぎません。逆に言うと、勉強時間を増やすことでまだまだ伸びしろがつくれるということです。1 日2 時間長く勉強したら、2 週間で28 時間もの勉強時間が上積みされます。勉強量は成績に直結する―これは動かしようのない事実です。