2学期の学習内容が本格化し、文章問題や応用問題が難しいと感じる時期になってきました。
なぜ難しいと感じるのか、今日は例題を使って紹介したいと思います。

この問題を解いてみてください。

あるテレビ番組で出題され、一時期「難しい」「わからない」など話題になった問題です。
算数レベルとしては小4相当のものです。
中1でも「文字と式」の単元で似たようなものを解きます。

結論から言うと、えんぴつの値段は「30円」が正解です。
もしかしたら「60円」と間違えてしまった人もいるのではないでしょうか？

解き方自体は様々ありますが、説明が長くなってしまうので今回は省略します。
ヒントは「数字を置き換える」「問題を図にしてみる」ですよ。

 
では、なぜ間違ってしまう原因はなんなのか。
おそらくですが、直感的に100円－40円＝60円と考えてしまう人が多いのでしょう。
特に「~より〇円安い」という差額がイメージしにくく、100円、40円という数字から一方から一方を引く、というミスなのだと思います。
 

このように学年が上がるほど算数も文章題が増え、算数嫌いが増えます。
文章内容を正しく理解できないことが原因です。

そこでいくつか対策の例を挙げておきます。

「様々な問題を解いて、解き方を覚える」
「四則計算を完璧にする」
「文章を正しく読み解く練習をする」

文章題をイメージするためには、自分なりの解き方があったっていいんです。

学年が上がるほど複雑になるので、
「問題の数字をより簡略化したものに置き換えてみる」
「文章題を図に表してみる」

もちろん様々な対策はありますが、やはり大切なのは日々の積み重ねです。
算数だけではなく、国語を鍛えていくことも重要です。

練成会では問題を解説するだけは無く、どのように考えていくのかもしっかりと説明します。
易しい問題から難しい問題まで扱うので、ひとりひとりの目標に合わせて成長できます。

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